猫のオブジェ・リトルマーヤ

猫のオブジェ・リトルマーヤ
壺屋の町を歩いていると、思いがけない場所で猫に出会います。
赤瓦の屋根の上で気持ちよさそうに背中を伸ばしていたり、
石垣の上を器用に歩いていたり。
シーサーの足元でひと休みしているかと思えば、
時にはその頭の上にちょこんと乗って、あたりを見渡していることもあります。
そんな光景に出会うたび、壺屋は「猫の町」でもあるのだと、あらためて感じます。

沖縄の言葉で猫は「マヤー」。
やちむんの工房が並ぶ小道や、古い家々のあいだを、
マヤーたちは気ままに歩き、壺屋の町の景色の一部のように暮らしています。
猫たちのゆったりとしたマイペースなしぐさに出会うと、
観光で訪れた人も、地元の人も、思わず微笑み、足を止めてしまいます。
壺屋の町の空気は、まるで猫たちがつくっているかのようにも思えてきます。
そんな壺屋のマヤーから生まれたのが、
サジーグラフィックス・佐治俊克さんとのコラボレーションによる
猫のオブジェ「マーヤ」です。
この「マーヤ」という名たちがいる風景前には、ふたつの由来が重なっています。

ひとつは、沖縄の言葉で猫を意味する「マヤー」。
もうひとつは、インド哲学で「幻(まぼろし)」を意味する “Māyā”。
気ままに現れては、いつのまにか姿を消してしまう猫たち。
壺屋の路地でふと出会ったと思ったら、次の角ではもう見えなくなっている。
そんなつかみどころのない存在感と魅力が「マーヤ」という名前に込められています。
そしてこのたび、その「マーヤ」より少し小ぶりなサイズの新しい仲間
「リトルマーヤ」をリリースいたします。
こちらも佐治さんによる描き下ろしのイラストをもとに、育陶園の造形を担当しているあさえさんが手捻りで形を起こしていくという、クリエイティブなコラボレーションによって誕生しました。


リトルマーヤは小さいけれど子猫というわけではありません。
つぶらな瞳は可愛らしくもどこか凛とした強さを秘めています。
手仕事のため、顔立ちや表情には少しずつ違いがあり、
壺屋の町で出会う猫たちと同じように、
「この子はこの子だな」と思える個性をもっています。
高さ約18cmほどのリトルマーヤは、
リビングの棚の上や窓辺、玄関など、
お部屋のさまざまな場所にちょこんと置いていただける大きさです。

(↓マーヤとリトルマーヤのサイズ比較です)
「おはよう」
「ただいま」
「おやすみ」
そんな日々の暮らしの中に、リトルマーヤがそっと寄り添ってくれそうです。
忙しい日々のなかで、ふと目が合ったとき。
壺屋の路地で猫たちに出会ったあの瞬間のように、ほんの少し心がゆるむ
そんな存在になれたらうれしいです。

↑【白】

↑【黒】

↑【飴】

↑【グレー・白土】

↑【グレー・赤土】

↑【きなこ・白土】

↑【きなこ・赤土】
今回、釉薬の試しを重ねたプロトタイプ(試作品)を数量限定で販売します。
色味や表情、風合いには個体差があり、このタイミングならではのリトルマーヤをお楽しみいただければと思います。
小さなおちょこ付き、底面にはプロトタイプならではの個体番号入りです。

・・・・・・
【デザイン】佐治 俊克(さじ としかつ)
Sazie Graphics代表/グラフッィクデザイナー・イラストレーター
1970年京都市生まれ。
米国カリフォルニア州Academy of Art University卒業後、
東京の店舗プロデュース会社のチーフデザイナーとして
飲食店を中心に多岐にわたる業態のグラフィックデザインを担当。
2006年に沖縄へ移住。
工芸品の商品開発やブランディング、店舗のロゴやパッケージデザインなどを手掛けている。
2024年 沖縄タイムス芸術選賞 デザイン 奨励賞受賞
1970年京都市生まれ。Academy of Art University(米国)卒業後、東京で店舗プロデュース会社のチーフデザイナーとして活動。2006年沖縄へ移住。工芸品の商品開発やブランディング、ロゴ・パッケージデザインなどを手掛ける。2024年 沖縄タイムス芸術選賞 デザイン奨励賞受賞。
【造形】育陶園 名嘉亜沙恵
絵付や線彫を中心としたやちむんの制作を行う。
器づくりに携わる一方で、シリーズ作品のデザインも手がけ、伝統的な技法を土台にしながら、
独自の表現を追求している。繊細な線による絵付や彫りを得意とし平面にとどまらず、
オブジェや立体作品など、造形性の高い表現にも取り組む。
やちむんの持つ素朴さや力強さを大切にしながら、かたちや線、余白を通して、
静かな存在感を感じさせる作品を生み出している。

・・・・・・
*正式リリースは8月8日「世界猫の日」を予定しています。完成版はパッケージ箱付きとなり、今回のプロトタイプとは価格が変更になる予定であることをご了承ください。
(商品によって色の出方がさまざまですので、ご了承ください。)
[[バリエーション] 黒・白・飴・グレー・きなこ/白土・赤土(壺屋のいりぐちで一部販売しています)
[サイズ] 高さ約18cm
[素材] 陶器
[取り扱いについて]
陶器(やちむんと)の付き合い方はこちら
[ご購入前にご理解頂きたいこと]
必ずご確認ください
※陶器(やちむん)はすべて手作りの釉薬、人の手で仕上げているため下記のような風合いが出る商品もあります。ご理解の上ご購入ください。

詳しくは
ご購入前にご理解頂きたいことをご確認ください。
*陶器(やちむん)の使用上のご注意*
◇電子レンジ:育陶園の陶器(やちむん)は1200度以上の窯で時間をかけて焼いており、高温には強いですが、電子レンジは急激な温度変化のため、陶器がもろくなる原因と言われておりおすすめしておりません。 電子レンジはご自身の判断でご使用をお願いいたします。
◇食洗機:電子レンジと同様ですが、陶器(やちむん)は食洗器ご使用はお勧めしておりません。水流が強い場合に、器同士での接触によってや、振動によってヒビが入ってしまったりする可能性もございます。
◇乾燥機:乾燥機のご使用はお控えください。陶器(やちむん)は、急激な温度の変化によって割れてしまう可能性もございます。
◇直火・オーブン:陶器(やちむん)の直火やオーブンでのご使用はお避け下さい。 育陶園の陶器(やちむん)は沖縄県産の土を使用しており、耐熱の土ではありません。
その他の陶器(やちむん)の取り扱いについて、詳しくは
「やちむんとの付き合い方」をご確認ください。
■壺屋焼の代表的な文様について
育陶園のやちむん(陶器)に描かれる文様の多くは、壺屋焼で古くから描かれる伝統文様です。縁起のよい意味合いのものが多く、それぞれに先人たちの想いが込められております。
縁起文様はお誕生日や、結婚式、内祝い、退職祝いなどプレゼントに喜んでいただける、やちむんです。ギフト・贈り物へおすすめしておりますのでご参考にどうぞ。
唐草:四方八方に限りなく伸びるさまから、延命・長寿、子孫繁栄を意味する。
ご結婚のお祝い・敬老の日や還暦・古希など、節目の長寿祝いの贈り物に。
菊文:太陽の恵みを象徴する花。病気を治し、寿命を延ばすと考えられた文様。
出産祝い・快気祝いなど。みなぎる生命力の象徴でもあるので、
就職祝い・入学祝いなど新生活へのギフトへもおすすめです。
魚文:富と幸福の象徴。たくさんの数の卵を産むため、子孫繁栄の意味もある。
新築や開業のお祝いに。唐草と同じく、長寿祝いなどにも。