横向き12cm
やちむんシーサー発祥の地・壺屋。
壺屋焼といえば、シーサー。
辰砂
乳白
燻銅

[サイズ]約 奥行5.5cm×高さ約12cm×幅9.5㎝ 重量460g(1匹あたり)
[素 材] 陶器
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【シーサーの歴史】
シーサーの起源は古代オリエント。エジプト・メソポタミア文明において聖なるものや王位・権威の象徴、魔除けとして、ライオンの像を用いたことが源流とされています。
代表的なものには、ライオンがモチーフの守護神、スフィンクスの石像。王の墓であるピラミッドを守るその姿は、シーサーの父とも言える存在です。
ライオン像を守護獣とする流れは、シルクロードを渡って中国に渡り、唐獅子となります。中国国内では実物を見る機会が無かったライオンの姿形を、口伝により表現したことで唐獅子の独特のフォルムが生まれたそうです。
その唐獅子が沖縄に伝わり、現在のシーサーとなりました。シーサーという名称も、中国でライオンを意味する獅子(サンスクリット語を音訳したもので、中国でも外来語)からシーシ、シーサーと沖縄風に発音されるようになっていったと言われています。
同じように、日本本土にも獅子が伝来しますが、中国から直接伝来したものは唐獅子、朝鮮半島からの流れで伝来したものは狛犬と呼ばれました。伝来したルートにより、呼び名が変わったようです。