線彫で描く琉球のいちむし(生き物)
「壺屋の景色を未来に残したい」 この地で300年以上焼きものを作り続けてきた育陶園の大切な想いです。
移りゆく時代や環境の変化により壺屋の景色も少しずつ変わってきています。
蛍の姿が少なくなってきたという話題をきっかけに、希少な沖
縄の生きものたちについてもっと知ってみよう、
とスタートしたいちむし(生きもの)やちむん(焼きもの)展。
壺屋焼の伝統技法・線彫で、育陶園の職人とデザイナー佐治俊克が表現する、
生きものたちの姿をぜひご覧ください。
皿や壺は育陶園のベテラン職人が製作し、その器にデザイナーの佐治俊克がスケッチデッサンを元に
一つ一つ彫刻刀を使い、いちむし(生きもの)達を彫って、更に絵付けをして仕上げたコラボやちむん作品となっています。
Ethaにて開催中のイベントと連動して、オンラインショップでも販売いたします。
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【イリオモテヤマネコ】
1965年西表島で発見された原始的な特徴をもつ山猫。
国の特別天然記念物に指定されており、絶滅危惧種1A類(環境省第4次レッドリスト)。現地では発見される前から知られており、「ヤママヤ―」(山にいる猫)、「ヤマピカリャー」(山で光るもの)、「メーピスカリャー」(目がピカッと光るもの)などと呼称して飼い猫や野良猫との区別をしていたそう。現在保護されているものの、生息数は100〜109頭とされており深刻な危機。
イリオモテヤマネコ(緑釉)
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【プロフィール】
□富澤誠/育陶園
神奈川県生まれ。
中学卒業後、10代で来沖。育陶園にて修行を始める。
職人歴30年以上のベテラン。
大きな袋物から小さな小物まで設計通りのフォルムを美しく生み出すことのできる
育陶園のロクロの技術がナンバーワンの職人。
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□佐治俊克/SAZIE GRAPHICS
京都市生まれ。
米国カリフォルニア州 Academy of Art University 卒業後、
東京の店舗プロデュース会社のチーフデザイナーとして、
飲食店を中心に多岐にわたる業態のグラフィックデザインを担当。
2006 年より沖縄にて、店舗等のロゴやパッケージデザイン、
工芸品の商品開発、ブランディング等を手がけ、
2011 年より育陶園が展開するブランド Kamanu, guma guwa の
商品開発やブランドに携わっている。
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【いちむしリムプレート】
*器製作:富澤誠/育陶園
*線彫・絵付けデザイン:佐治俊克/SAZIE GRAPHICS
[サイズ] 直径約cm22.5× 高さ約2cm 重量約500g
[素 材] 陶器
[取り扱いについて]
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[ご購入前にご理解頂きたいこと]
必ずご確認ください
※すべて手作りの釉薬、人の手で仕上げているため下記のような風合いが出る商品もあります。ご理解の上ご購入ください。
詳しくは
ご購入前にご理解頂きたいことをご確認ください。
*発送が会期終了後1月16日(月)以降となります。