「琉球びんがた」×「壺屋焼」コラボレーション
琉球びんがたの風呂敷とやちむんのうつわギフトセットです。
ふくら雀、唐草、菊文の三つの縁起文様が用いられています。
図柄、文様には、それぞれに縁起の良い意味があり、先人たちの想いが込められています。
*ライスボウルの生産、入荷は今回で最終となりますのでご了承ください。
【ふくら雀】
ライスボウルと風呂敷には、「ふくら雀」があしらわれています。
雀は、寒い時期に寒さから身を守るために全身の毛を膨らませてます。その、ふっくらした容姿から、豊かに食べ物に困らず過ごせるようにという意味、また雀は食べ物の害虫をついばむことから、厄をついばんでくれるという、意味が込められている縁起文様です。
【唐草】
ふくら雀を囲む唐草模様は、四方八方に限りなく伸びるさまから、延命・長寿、子孫繁栄を意味しており、縁起のよいセットとなっております。
【菊文】
ボウルにデザインされいる菊文は、太陽の恵みを象徴する花で、病気を治し、寿命を延ばすと考えられています。
〇風呂敷
紅型三宗家の知念紅型さんにより、知念紅型さんの「ふくら雀」と、育陶園の「唐草模様」を掛け合わせたデザインで、とてもかわいく、貴重な紅型風呂敷です!
知念紅型研究所さんの紅型でも度々登場する愛らしい姿の“ふくら雀“をコラボのメインビジュアルとして提案してくださり、新たに手を加えデザインを起こしてくださいました。ふくら雀は、本染めされています。
*ふくら雀の色は何色かのバリエーションがありランダムとなります。
*サイズは約51cm×51cm
〇ライスボウル
“酸化鉄”という焦げ茶色の少し溶けやすい釉薬を使用しており、窯の温度高い場所によってあらわれる、にじみの風合いがありかわいいです。にじみの出具合は様々で、一つ一つの表情が異なるのが手しごとの揺らぎを感じることができる良さです。
ご飯茶碗はもちろん、朝のヨーグルトとシリアル、スープなどの汁物を入れたり、子どもの器としてもおすすめです*
2種類の図柄があるので、夫婦茶碗にもどうぞ。
*にじみには個体差がありますので、ご理解の上ご購入ください。
*サイズ、貫入の入り具合なども個体差がございます。
専用のギフトボックス、リーフレットもセットされておりますので、ご出産、ご結婚、記念日や人生の節目のお祝いに、新しい門出に、どうぞお役立てください。
【セット内容】
〇琉球びんがた:風呂敷×1枚(約51cm×51cm)
〇やちむん:ライスボウル(茶碗)×2個
[サイズ]直径約12cm 高さ約5.5cm 重量約220g
[やちむんの取り扱いについて]
やちむんとの付き合い方はこちら
※風呂敷の図柄の色は数種類からランダムの発送となります。選択はできませんので、予めご了承くださいますようお願い致します。
※ライスボウルのにじみは、ひとつひとつ個体差がございますが、にじみもデザインとして製作しております。
【図柄について】
風呂敷、ライスボウル共に、それぞれの工房の人気の図柄、文様があしらわれています。
・ふくら雀(知念紅型研究所)
愛らしい“ふくら雀”は、冬の寒さに羽毛を膨らませる姿から豊かさを表現
・唐草(壺屋焼窯元 育陶園)
四方八方に限りなく伸びるさまから、延命・長寿、子孫繁栄を意味する
・菊文(壺屋焼窯元 育陶園)
太陽の恵みを象徴する花。病気を治し、寿命を延ばすと考えられた文様
【工房紹介】
琉球びんがた:知念紅型研究所
かつて琉球王朝士族に仕えた知念家、城間家、沢岻(たくし)家は、紅型三宗家と呼ばれています。知念紅型研究所は、1972年、知念家の流れをくむ知念貞男氏により創設されました。
知念紅型十代目・知念冬馬さん自らが参加し、冬馬さんのお爺さまである貞男氏が愛し、知念紅型研究所さんの紅型でも度々登場する愛らしい姿の“ふくら雀“をコラボのメインビジュアルとして提案してくださり、そのふくら雀を冬馬さんが新たに手を加え、デザインを起こしてくださいました。
やちむん:壺屋焼窯元 育陶園
高江洲家は先祖代々壺屋に土地を賜り「壺屋焼」をつくってきました。戦前は一時満州に移り住みましたが、戦後帰還。五代目で“現代の名工”となった高江洲育男が「高江洲製陶所」を設立。1988年に壺屋やちむん通りに店舗を構えた際に「人も陶器もここで育って大きくなってほしい」との想いをこめて「育陶園」となりました。
【商品製作背景について】
“琉球びんがた普及伝承コンソーシアム”さんからの声かけで沖縄県伝統工芸品「琉球びんがた」×「壺屋焼」のコラボレーションが実現しました。“育陶園の唐草線彫デザイン”の提供と、紅型デザインをポイントにあしらったかわいい絵付けのボウルづくりで参加しています。
デザイン全体のディレクションは、育陶園もお世話になった事もある、アイディアにんべんの黒川さんご夫婦。
そして紅型工房さんは、琉球王朝時代から続く紅型三宗家の“知念紅型研究所”さんです。