E造形 芦雪ドッグ
江戸時代の画家・長沢芦雪が描いた、愛らしい仔犬から生まれた「芦雪仔犬」シリーズ。芦雪の代表作のひとつ「白象黒牛図屏風」には、画面いっぱいに描かれた巨大な白象と黒牛、その黒牛のそばにちょこんと座る小さな白い仔犬が登場します。

大きな黒牛との対比によって、その小ささがいっそう際立つ仔犬。
力の抜けたような座り姿と、なんともいえない愛らしさに、つい目を奪われます。
そんな芦雪の仔犬をもとに、育陶園の職人が土でかたちにした「芦雪ドッグ」。
今回は、ちょこんと前を向いて座る姿をそのまま立体に。
少し首を上げたような表情や、前足をそろえた佇まいには、どこか人懐っこさと、とぼけたような愛嬌があります。
カラーは、白貫入と燻の2色。

【白貫入】
白貫入は、やわらかな白の中に細かな貫入が入り、どこか古い絵画のような静かな表情。
職人が一体ずつ目や鼻、口元を入れることで、それぞれに少しずつ違った顔つきが生まれます。
【燻】
燻は、金属のような、深みのある茶褐色と焼きの表情が魅力。
落ち着いた色合いの中に力強さと、少し渋い存在感があります。
同じかたちでも、白貫入と燻では印象が大きく変わります。
やわらかく愛らしい白貫入。
少し渋く、味わい深い燻。
ひとつで飾るのはもちろん、
二色を並べて、それぞれの表情の違いを楽しむのもおすすめです。
裏面には、作り手である「シンクウドレンキ」の刻印入り。

※一つひとつ手仕事で製作しているため、貫入の入り方や釉薬の表情、目や口元、刻印などには個体差があります。手仕事ならではの個性としてお楽しみください。

[バリエーション] 白貫入、燻
[サイズ] 横約6cm× 高さ約5.5cm× 奥行約4.5cm 重量約90g
[素材]陶器
[取り扱いについて] 陶器(やちむんと)の付き合い方はこちら
[ご購入前にご理解頂きたいこと] 必ずご確認ください

芦雪シリーズには、E造形 芦雪ドッグごろん、E造形 芦雪ドッグ髑髏もございます。
*左からE造形 芦雪ドッグ髑髏、E造形 芦雪ドッグ、E造形 芦雪ドッグごろん
【製作者】高江洲 尚平(たかえす しょうへい)
育陶園7代目陶主。
高江洲家の長男として生まれ、家業である育陶園を継ぐ。
沖縄県外での修業を含む約10年間の工房修行を経て、2016年より「真空土練鬼」としての活動を開始。
沖縄の土や釉薬を用いながら、伝統的な壺屋焼の技法を土台に、既成の枠にとらわれない新たな陶の表現を追求している。
受け継がれてきた技術と感覚を大切にしながら、次の時代の育陶園を形づくる陶主。

