壺屋焼の窯元・育陶園は、サジーグラフィックス・佐治俊克氏とのコラボレーションによる猫のオブジェ「マーヤ」の新作として、少し小ぶりなサイズの「リトルマーヤ」を2026年9月11日(金)より発売いたします。ブラック、ホワイト、マットブラウン、グレーの4色展開。専用の箱とおちょこが付属し、育陶園「壺屋のいりぐち」とオンラインストアにて販売いたします。
壺屋の町に暮らす、マヤーたち

壺屋の町を歩いていると、思いがけない場所で猫に出会います。
赤瓦の屋根の上で気持ちよさそうに背中を伸ばしていたり、石垣の上を器用に歩いていたり。シーサーの足元でひと休みしているかと思えば、時にはその頭の上にちょこんと乗って、あたりを見渡していることもあります。
そんな光景に出会うたび、壺屋は「猫の町」でもあるのだと、あらためて感じます。
沖縄の言葉で猫は「マヤー」。
やちむんの工房が並ぶ小道や、古い家々のあいだを、マヤーたちは気ままに歩き、壺屋の町の景色の一部のように暮らしています。猫たちのゆったりとしたマイペースなしぐさに出会うと、観光で訪れた人も、地元の人も、思わず微笑み、足を止めてしまいます。壺屋の町の空気は、まるで猫たちがつくっているかのようにも思えてきます。
壺屋のマヤー(猫)から生まれた「マーヤ」
小さいけれど、凛とした存在感の「リトルマーヤ」

そんな壺屋の猫たちから生まれたのが、サジーグラフィックス・佐治俊克氏とのコラボレーションによる猫のオブジェ「マーヤ」です。
「マーヤ」という名前には、ふたつの由来が重なっています。
ひとつは、沖縄の言葉で猫を意味する「マヤー」。
もうひとつは、インド哲学で「幻」を意味する “Māyā”。
気ままに現れては、いつのまにか姿を消してしまう猫たち。壺屋の路地でふと出会ったと思ったら、次の角ではもう見えなくなっている。そんなつかみどころのない存在感と魅力を、「マーヤ」という名前に込めました。
そしてこのたび、「マーヤ」より少し小ぶりな、新しい仲間「リトルマーヤ」が誕生しました。
こちらも佐治氏による描き下ろしのイラストをもとに、育陶園で造形を担当する職人の手で、土の立体へ。
デザイナーと陶工、それぞれの手仕事が重なり合うことで生まれた、クリエイティブなコラボレーションです。
リトルマーヤのつぶらな瞳は愛らしく、それでいて、どこか凛とした強さを秘めています。
一体ずつ手仕事でつくられるため、顔立ちや表情にも少しずつ違いがあります。壺屋の町で出会う猫たちと同じように、それぞれが、ひとつだけの個性をもっています。
暮らしの中に、ちょこんとマーヤを。
高さ約17cmのリトルマーヤは、リビングの棚の上や窓辺、玄関など、お部屋のさまざまな場所にちょこんと置いていただける大きさです。
「おはよう」「ただいま」「おやすみ」
そんな日々の暮らしの中に、リトルマーヤがそっと寄り添います。
忙しい毎日のなかで、ふと目が合ったとき、壺屋の路地で猫に出会った瞬間のように、ほんの少し心がゆるむ。リトルマーヤが、そんな存在になれたらうれしく思います。
箱を開けるところから、リトルマーヤの世界を。
リトルマーヤには、専用のボックスとリーフレットが付属します。
ボックスとリーフレットには、佐治氏が描いたマーヤの原画イラストを、箔押しやプリントであしらいました。リトルマーヤを迎える瞬間から、その世界観を楽しんでいただけるよう、パッケージにもこだわっています。
リトルマーヤと一緒に飾って楽しみたくなるようなデザインは、ご自宅用にはもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめです。
Designer 佐治 俊克(サジ トシカツ)

Sazie Graphics代表/グラフィックデザイナー・イラストレーター
1970年、京都市生まれ。米国カリフォルニア州Academy of Art University卒業後、東京の店舗プロデュース会社にてチーフデザイナーを務め、飲食店を中心に多様な業態のグラフィックデザインを手がける。
2006年に沖縄へ移住。工芸品の商品開発やブランディング、店舗のロゴやパッケージデザインなど、地域やものづくりに寄り添ったデザインを数多く手がける。
2024年、「沖縄タイムス芸術選賞 デザイン部門 奨励賞」受賞。
育陶園では、「Kamany」「gumaguwa」のブランド立ち上げや商品開発、ブランディングなどに携わり、長年にわたって育陶園のものづくりをデザインの視点から支えてきたデザイナーのひとりです。




