
『大阪・関西万博』沖縄のやちむんを世界へ
読売新聞が企画し、育陶園がつくる「ミャクミャクやちむん」販売開始
2025年 大阪・関西万博公式ライセンス商品
沖縄の空と海、そして手仕事のゆらぎを宿す「ミャクミャクやちむん」
【製作ストーリー】
「ミャクミャクやちむん」が生まれたきっかけは、**2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)**への出展が決まったことでした。
せっかく大きなこの舞台に立てたのだから、もっとその証を形として残したい。
その想いから「ミャクミャクやちむん」をつくることになりました。
製作を担ったのは、育陶園の女性造形職人ひとり。原型づくりから複製用の型の製作まで、すべてを彼女の手で行いました。その型で成形した本体に、一つひとつ筆で釉薬を落としながら彩色を施し、沖縄の青い空と海を思わせる透明感のあるブルーと、伝統技法「赤絵」による鮮やかな赤を重ねました。三度の窯焼きを経て、やちむんらしい風合いと存在感を備えた「ミャクミャクやちむん」が完成しました。
育陶園には20名以上の職人がいますが、この作品を形にできるのは、原型から仕上げまでを一貫して担った彼女ただひとり。そのため大量生産はできません。それでも、手仕事の限界に挑みながらお届けできる体制を整え、今回の製作に臨んでいます。
【こだわりのブルー】
今回の「ミャクミャクやちむん」で使っているブルーは、育陶園独自で配合している特別な釉薬です。沖縄でとれる琉球石灰岩をベースに調合した基礎釉薬に、さらに2種類の原料をかけ合わせてつくりました。
通常やちむんで用いられるコバルトの青よりも、透明感があり、やさしくやわらかな風合いが特徴です。そこに赤絵を重ねることで、コントラストが美しく調和し、より深みのある表現が生まれています。

【商品概要】
「ミャクミャクやちむん」は、育陶園が日々取り組んできたシーサーなどの造形技術を昇華させ、そこにやちむんの彩色技法を重ねて仕上げた陶器のオブジェです。
シーサー製作で培った立体表現の力強さと、やちむんの釉薬による繊細な彩色が融合し、かわいらしさの中にも確かな存在感を宿しています。
万博の記念としてはもちろん、暮らしの空間を彩る工芸作品としてもお楽しみいただけます。
【商品詳細】
サイズ:約 W110mm × D90mm × H135mm(※実寸に応じて記載)
重 量:約310g(※実測値に応じて記載)
素 材:陶器(沖縄・育陶園製)
技法:造形(シーサー製作の技術)、やちむんの釉薬彩色
【販売情報】
当商品は、美術展ナビオンラインストア(https://aej.store.yomiuri.co.jp/shop/expo2025)、
および育陶園店舗・公式オンラインショップにてお求めいただけます。
【価格】
49,500円(税込)
*本商品については、必ず商品説明・仕様をご確認、ご理解いただいたうえご購入ください。*
【お取り扱い上のご注意】
●本製品は陶器の為、電子レンジ・食洗器・直火・オーブンではご使用になれません
●衝撃を加えると割れる恐れがあります。お取り扱いにはご注意ください。
●本品はすべて手仕事で仕上げた陶器です。釉薬の流れや焼き色、形には個体差があります。一点ものの風合いとして、お楽しみください。
●本製品は傾くと倒れやすく、破損やけがの原因となります。不安定な場所を避け、平らで安定した場所に置き、軽く押したり傾けたりしないでください。
●職人が一つひとつ手仕事で絵付けを施し、手づくりの釉薬で仕上げています。窯から出るたびに表情が異なり、それぞれに唯一の風合いが生まれるのが特徴です。
釉薬のタレやムラなども、やちむんならではの味わいとしてご理解いただいた上で、お迎えいただけましたら幸いです。●
万博の記念に。
沖縄の青を宿した「ミャクミャクやちむん」を、どうぞ迎えていただければ幸いです。
【©Expo 2025】