梅雨前のひととき—育陶園ビーチパーティ

 

今年も、梅雨入り前、多忙な夏になる前に、育陶園恒例のビーチパーティが開催されました。壺屋でやちむんを作る日々から飛び出して、このイベントは単なるレクリエーションではなく、社員同士の絆を深め、日々の仕事への活力を養う大切な社内行事です。

 今年のビーチパーティは、若手スタッフが中心となり、企画から準備、片付けまでまとめてくれました。その熱意とエネルギーが、イベント全体に温かい雰囲気をもたらし、参加者一人ひとりの心に残る素晴らしい時間となりました。

 当日は、工房の二階で手作りのおにぎりを握り、野菜を切るところからスタート、みんなで協力しながら、波の上ビーチへ。会場となった波の上ビーチ広場は、クーラーボックスやBBQセットなどの貸し出しがあり、駐車場も近く、子どもたちは海で遊び、大人たちはテントでゆっくりとお酒を飲んだり、サップに出かけ、それぞれの時間を楽しむことができました。

沖縄らしく?お酒が強く好きな方が多いので、時間が経つにつれて陽気な空気が増して、仕事の事、壺屋の景色、家族の事、みんな熱く語り合います。

途中、大雨に見舞われましたが、その時間もみんなでテントの中に集まり、ザーザーと降る雨を笑いながら待つひとときが、かえって心温まる時間でした。

  

 雨が上がると、午後からは育陶園ビーチパーティ初のレクリエーションとして、パン食い競争が行われました。泥だらけになりながら、みんな全力です。

 さらに、隣のテントにいた方々から綱引きのお誘いを受け、急遽綱引き大会も開催されました。綱に引きずられて、ますます泥まみれです。

 若手スタッフのエネルギッシュな企画に、ちびっこからベテラン職人まで、全員が一丸となって全力で楽しみました。

 育陶園の「ものづくりが好き」「壺屋が好き」「育陶園が好き」それぞれの想いが一つになった、心温まる時間でした。参加者全員が笑顔で過ごし、日々の仕事への活力が湧き出ました。

職人さん達の背中、工房にいる時よりも足先から頭まで土に染まって、千鳥足に帰っていきました。

こんな風景が、これからもずっと続いていきますように。

育陶園の仲間たちと共に、壺屋の景色をつなぎ、未来へと歩んでいきたいと思います。

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