1/7(火)は、カーサムーチーの日。
沖縄では、子どもの成長を祈願して旧暦12月8日に月桃の葉で包んだお餅を食べる風習があります。
沖縄では月桃のことをサンニンとよばれ、防虫効果や殺菌効果のあるショウガ科の植物で、甘いけどキレのある独特な香りがします
葉や実を乾燥させて、煮出してお茶にすると香りもよく、美味しいです。
ポリフェノールが多く、ホルモンバランスを整えリラックス効果もあるそうですよ。
また、繊維のしっかりとした葉は民具としても使用されており、nan’neに販売されている、
種水土花さんの民具アクセサリーなどには月桃を使ったピアスやブレスレットなどがあります。
この月桃の葉で包むお餅を「カーサムーチー」といい、沖縄の言葉で、「カーサ」は食物を包む葉の事、「ムーチー」は餅のことです。
今の季節は市場ではサンニンの葉がならび、ムーチーを蒸す月桃のいい香り。
そして沖縄が一年で最も寒くなる時期です。この頃の寒さのことを沖縄の言葉で「ムーチービーサ(鬼餅寒)」といいます。
1時間ほどで作れますので、ぜひお試しくださいね*
【材料】ムーチー5個分
もち粉 250g
粉黒糖 60g
水 130〜200mlほど
月桃葉 5枚
①もち粉と黒糖をまぜて、耳たぶくらいの柔らかさになるようまぜながら水を調整して入れます。
②5個に丸めます。
③月桃葉に薄く油を塗ると、食べる時餅がはがれやすくなります。
④葉に包み、紐でくくります。
⑤蒸し器で20~30分ほど蒸して完成
ムーチーを食べて、健やかに、沖縄の冬を過ごしましょう。