【沖縄の旧盆】


昨日から沖縄のお盆がはじまりました。
お迎えの「ウンケー」、そして本日は「ナカビ」です。
 
ウンケーには、炊き込みご飯の「ジューシー」を炊いて、やちむんに盛り、お供えしました。
ナカビは、親戚のお宅へご挨拶に回り、また親戚の方がきてくださる日でした。

今年は県外の実家のお盆から始まり、
沖縄のお盆を過ごしているため、お盆をハシゴして連日にぎやかな日々が続いております。

地域によって日程もさまざまだと思いますが、信州にある実家のお盆は8/13-16の四日間。
沖縄のお盆は旧暦で行われるため毎年変動して今年のお盆は8/16-18の三日間です。

沖縄独特の風習もあり、お線香の形やお供えするもの、ひとつひとつの事にちがいがあり、毎年勉強しております。

お墓掃除はどちらも事前に行いますが、
沖縄の高江洲家では、掃除をした時に、ご先祖様に、お盆はおうちへお越しくださるように、ご案内します。
そして、当日はおうちまで徒歩?で来てくれます。

信州では、お盆初日にお墓で「まんど」を焚いてお迎えし、おんぶしてご先祖様をおうちにお運びします。
帰る途中に転んでしまったら、もう一度お墓までお迎えに行くといわれ、子供たちはドキドキしながら坂道をくだっていました。

各地、各家庭さまざまですが、お盆は先祖代々続いていること、命に感謝し、親族の健やかな発展を願うことは同じで、大切な行事だと思いながら、手を合わせました。

明日は、ウークイ。親族が一同に集まりにぎやかに過ごし、お見送りの日です。
あの世のお金「ウチカビ」もたくさん燃やして、お土産たくさんお持ち帰り頂きますよ♪