ユッカヌヒ―のちんびん

ユッカヌヒ―のちんびん。
5月5日が子供の日ですが、旧暦5月4日は、沖縄では『ユッカヌヒー』と呼ばれる特別な日。 2024年のユッカヌヒ―は、6月9日。
子どもたちの健やかな成長を祈願し、かつては、ごちそうを振る舞ったり玩具を買い与えたりする風習がありました。
この日に食べるのが、「ちんびん」や「ポーポー」
ちんびんもポーポーも、初めて聞いたときは、食べ物かどうかも、わからないものでした。
どちらも小麦粉を水で溶き薄焼きにしてクルクルと巻いたものですが、
ちんびんは黒糖味で甘く、ポーポーは中に油味噌などを巻いたしょっぱい味です。

子供と一緒にちんびんを作りました。
ちんびんの粉に、水を入れて混ぜるだけ。
少しおいて粉を馴染ませてから、フライパンで薄焼きにします。
片面がぷつぷつしてきたら、裏返して軽く焼きます。
そして、くるくる巻けば出来上がり。
とっても簡単で、美味しいおやつです。
ちんびんもポーポーもミックスされた粉があり、それを使えばあっという間に作ることができます。
今日は唐草の角皿に。とりわけ皿も、角皿。

ユッカヌヒ―に限らず、ときどき食べたくなるおやつです。