【三つの白の表現】

【三つの白の表現】やちむんに使われる「白」。それは、沖縄の赤土と白土、そして釉薬の組み合わせによって生まれる、豊かな表情。

たとえば、
①白土で作って、白化粧(白土をかける技法)、透明釉で仕上げたもの

②赤土で作って、白化粧をかけ、透明釉で仕上げたもの

③白土で作って、乳白釉をかけ仕上げたもの

ちょっとややこしい説明となってしまいましたが、3枚ならべると色の違いがわかりますね*
質感や雰囲気、それぞれの美しさがあります。

画像、拡大していただくと艶感やマット感、色味もちょっと見やすくなります。。

育陶園の定番である唐草線彫は、白(②)。
赤土で形を作り、白化粧を施したあと、透明釉をかけて艶やかに仕上げています。
赤土と白化粧のくっきりとしたコントラストが、どこか凛とした印象を与えてくれます。

一方、白土でつくられたものは、白化粧(①)や乳白釉(③)との色味がなじみ、やわらかで穏やかな表情に仕上がります。

ちなみにいままでに、
珊瑚唐草と一緒に販売したのは、白土に白化粧(①)。
藍色と一緒にでたのは、白土に乳白釉をかけています(③)。

季節やデザインによって、白の表現は変わります。

三種類の「白」のプレートが一度にオンラインショップに並ぶのは、ちょっと珍しいこと。

この機会に、ぜひそれぞれの「白」のちがいを味わってみてください。

↑左から③、②、①

一色唐草白土に白化粧の壺、ワイングラス、タルマグカップ⇒https://shop.ikutouen.com/?mode=cate&cbid=2392000&csid=8&sort=n

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